特別栽培米とは?農薬を減らしたお米の基準をわかりやすく解説


スーパーや通販サイトでお米を選んでいると、「特別栽培米」という
表示を見かけることがあります。

一般のお米よりも価格が少し高めに設定されていることも多く、
「普通のお米と何が違うのだろう」と疑問に思う方もいるかもしれません。

特別栽培米とは、農薬や化学肥料の使用量を抑えて
栽培されたお米のことを指します。

近年、食品の安全性や環境への配慮に関心を持つ消費者が増えたことから、
特別栽培米を選ぶ人も少しずつ増えてきました。

この記事では、特別栽培米の基準や特徴、有機米との違いについて
わかりやすく解説します。

特別栽培米とは何か

特別栽培米は、農林水産省が定めたガイドラインに基づいて栽培されたお米です。

ポイントは、農薬と化学肥料の使用量です。

一般的な栽培方法(慣行栽培)と比較して、

◆   農薬の使用回数

◆   化学肥料の使用量

50%以下に抑えて栽培することが条件になっています。

つまり、完全な無農薬ではありませんが、通常よりも農薬の使用量を
減らして栽培されているお米ということになります。

特別栽培米の基準

特別栽培米には、次のようなルールがあります。

農薬の使用回数を半分以下にする
地域の一般的な栽培方法と比較して、農薬の使用回数を半分以下に抑えます。


化学肥料の使用量を半分以下にする
窒素成分量を基準にして、化学肥料の使用量を減らします。


栽培情報を公開する
特別栽培米として販売する場合、生産者は

◆   農薬の使用回数

◆   使用した農薬の種類

◆   栽培方法

などの情報を公開することが求められています。

こうした情報公開は、消費者が食品を選ぶ際の参考になります。

特別栽培米と有機米の違い

特別栽培米と似た言葉に「有機米」があります。

両者の違いを簡単に整理すると次のようになります。

特別栽培米

◆   農薬使用量が通常の半分以下

◆   化学肥料は半分以下

◆   国の認証制度ではない


有機JAS米

◆   化学農薬を使用しない

◆   化学肥料を使用しない

◆   国の認証制度がある

有機JAS米は厳しい認証制度があるため、生産量は多くありません。
一方、特別栽培米は比較的多くの農家が取り組んでいる栽培方法です。

そのため、スーパーや通販サイトでも比較的見つけやすいお米といえます。

特別栽培米のメリット

特別栽培米が注目される理由はいくつかあります。

農薬使用量が抑えられている
慣行栽培と比較して農薬の使用量が少ないため、
安全性を意識する消費者から支持されています。


生産者情報が公開されている
特別栽培米は栽培履歴を公開することが多く、消費者が
生産方法を確認しやすいという特徴があります。


環境負荷を減らす取り組み
農薬や化学肥料の使用量を減らすことで、環境への負担を
軽減する取り組みとしても評価されています。

特別栽培米はどこで購入できるのか

特別栽培米は

◆   スーパー

◆   直売所

◆   インターネット通販


などで購入することができます。

特に最近は、インターネット通販を利用することで、全国の農家が生産した
特別栽培米を取り寄せることも可能になりました。

農家直送の通販サイトでは

◆   栽培方法

◆   生産者情報

◆   収穫時期


などが詳しく紹介されていることも多く、
安心してお米を選びたい方にとって参考になります。

安全性や栽培方法を重視する場合は、こうした情報を確認しながら
お米を選んでみるとよいでしょう。


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